うどんが好きなのでうどんを食べます、家で作ることもあるけど近所に丸亀製麺があるので大体そこ。混んでない時間帯を見計らいふらっと、大概かけうどん。天ぷらを適当につ

けて六百円ぐらいそんなに安くはない

うどんに生姜、ネギ、ゴマ、てんかすをこれでもかといれる迷惑な客だろうが仕方ないこれは儀式なんです

あとはだまって無心にかきこむ、この瞬間何故か自分の人生がそんなに悪いもんじゃないような気がする、生きてて良かったってほどではないにしろなにかいきる力のようなものがわいてくる不思議だ

食べ終わればまたこのどうしようもなく絶望的な日常に帰るわけですいやぁうどんってほんといい

休日ですが財布のなかが心もとない

よってギャンブルに興じます

平日の朝っぱらからこの糞寒いなか自転車をこいでパチ屋に向かう、目の前にぶら下がったニンジンを、死に物狂いで追う馬が如く

開店直後ということで流石に人は少ない

勝たなきゃヤバイってほどでもないけど、やるからには勝たなきゃ意味がないのですよ

しわくちゃの諭吉を財布からとりだしサンドにねじ込む

二時間後には自転車をこいでましたね

結果的には千円が一万五千円になった勝ってるし

帰りに古着屋によってシャツとセーターを買うその後丸亀でうどんを食べて帰宅する、なんだ充実してるじゃないか

いや何をやっているのか

まさに暇を潰すためだけの人生

神様僕は生まれ変わりたいのです、堅実で健全な人間に

晴れた日は畑を耕し、雨の日は読書をして過ごす、もうそれでいいじゃない

いや無理

どこにいってもどうしようもない人間ってのはいるもので、そういうやつらのせいで僕らの生活はままならなくなってしまう

平気で人を傷つけるような奴、弱いものをいたぶって楽しんでる奴、ちょっとした事をものすごい大袈裟に騒ぎ立てる奴、あとはもう根っこが腐ってるような奴

どうして同じ人間でこうも違ってしまうのか、心底うんざりするんだよ、毎日毎日悲惨なニュースばッかりじゃないか

でもまぁたぶん自分も誰かにとってはそうゆう厄介な存在なのかもしれない、さっさといなくなれってな具合で

所詮人間そんな大差はないのかな自分の事を大切に思うのは自分だけ、なんとかうまく立ち回って最後までやり遂げるしかないね